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《日 時》 平成16528日(金)12001400

《場 所》 呉服町名店街事務局3階会議室

《出席者》 池田、大野、渡辺、大友、奥山、近藤、櫛田

田辺(書記)    敬称略 順不同

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議  題

【1】        池田さんの青島(チンタオ)旅行記

内  容

池田屋カバン店の池田さんが、中国雲南省の青島へ二泊三日の旅行にいきました。

大阪の関西空港より直行便、二時間半で現地に到着。

中国の観光地としてはまだメジャーじゃない場所だそうですが、青島ビールで有名です。

日本で青島の地図を探したが、なかったそうです。

また中国の観光ガイドブックにものっていないものが多いです。

飛行機はガラガラ。行きの飛行機は女性が二名しか乗っていませんでした。

       <機内風景>

青島は、第一次世界大戦前はドイツの植民地でした。そのため、今でもオレンジの屋根に黄色の壁という

ドイツの名残の建物が建っています。

また第1次大戦で日本がドイツに勝利したため、日本の植民地になり日本が統治しました、

日本で常識になっている中国に関する文化は当時青島から入ってきたものが多いと感じました。

            ドイツ疎開時代の教会

例えば中国には「焼餃子」がなく全部「水餃子」だ。と、言う説が有りますが。

青島のレストランにはちゃんと「焼餃子」があるのです。

<焼餃子!>

紹興酒に「即墨紹興酒」というのがありますが、甘いのだそうです。紹興酒にざらめを入れて甘くする

飲み方が日本にもあります。

青島の庶民的レストランでは赤ワインを置いている店が沢山有ります。

中国のレストランでワインがあることじたい珍しいことです。

このワインはむかし日本で飲んでいた赤玉ポートワインと同じ味でで甘いのです。

ポートワインもチンタオから日本に伝わった?

<赤玉ポートワインを思わせる味わいの赤ワイン>

青島はリゾート地としても有名で、内陸の中国人が海を見にこの地へ訪れます。

そのため、ホテルではなく「旅館」が多くあります。

<海辺で楽しむ人々>

とにかく物価が安くて1 = 14円 7元も出せば靴が買えるとか。

いつもの調子で換金したらがんばっても半分使い切るぐらい。

旅行代金は、通常なら二泊三日で、45万円。

池田さんは、チンタオで最高クラスのホテルを予約して費用は一人6万ほどだったそうですが、

ホテルの朝食などは13階の別室。ずいぶんいい思いをされたようです。笑

初日に青島駅の地下街へ。

青島には、ありとあらゆるところに地下街があるそうですが、駅の地下街はだいぶ寂れていました。

倒産して空き店舗になっているところが幾つか。

<閑散とした地下街>

もちろん地下街は沢山あるので流行の地下街は人がいっぱいです。でも何故、駅の地下街が寂れてしまうの?

 夕方の四時ごろ市場に行くと人がいっぱいいました。

市場では、材料で買っていく人が多く見られます。

市場では迷うってしまうので、別の道を行かずに元来た道を戻ることをお勧めします。

入り口がほっそりしていて、わかりにくいのです。

<夕方の市場>

レストランはどこに行っても海鮮料理。

水槽があって、桶があって、生きた海産物を調理してくれて220(三人分)ほどです。

<レストラン>

安いので、ちゃんとしたレストランでちゃんと食べることをお勧めします。

ただ言葉がまったく通じません。英語がたまに通じるぐらいです。

観光地化していない証拠です。

青島ビールの工場も見学しました。

<チンタオビール工場の生ビール・・無料!>

青島ビール工場は、入場料が30元。日本語ガイドさんがついてくれて一時間ほど見てまわります。

アサヒ、キリン、サッポロなど日本のメーカーのビンが置いてあったそうです。

占領時代日本のビールを青島で作って、日本で消費していたそうです。

現在青島ビールの工場は世界に46箇所あります。

その青島ビールの工場で生ビールを飲んだそうですがとても美味しかったとか。

ビールは日本と比べ、アルコール度数が弱くて少し物足りないそうですが、慣れてしまうと飲みやすく、

帰りの飛行機でスーパードライを飲んであまりのキツさに驚いたそうです。

中国で出されるビールは冷えてないことも多いそうです。しかし生ビールだけは冷えているそうです。

青島ではタクシーが便利です。

どこにでもいるし、初乗りは7元。ごまかすタクシーは殆んどなくて、皆近道を通ってくれます。

わざと海沿いを走ってくれて「海すごい!海すごい!と言う。笑

内陸の人には海は本当に珍しい。その証拠に岩場に中国人が大勢います。

地元の人がおもに買い物する場所に行きました。

ビルの三階でしたが、人がひしめきあっていました。

<即墨路小商品市場>

ここではアディダスやナイキなど、偽ブランド品が堂々と並んでいます。

その反面コピーを売る場所の近辺には本物のブランドポスターが並びます。なんとも信じられない!

新市街にはジャスコやカルフールもありました。

ジャスコの食品売り場には生きた金魚が売っています。

ザリガニの調理したものも!ありました。 

最終日の夜はさすがに海鮮料理に飽きてしまい、北京ダックの店へ。

ダックを一羽、目の前でそいでくれます、飲み物料理全て合わせて三人で4500円ほど。とにかく安い!

豆腐が美味しいそうです。

こしの強いものから、絹ごしのようなトロけてしまうものまであるそうです。

今週号の中日ショッバーに(527日付け)望月先生のエコバックの記事が載っています。

今月が今年さいごの委員会になりました。

来月から、またあらたに逸品委員会がスタートします。

新メンバー、とくに若い方を入れたいという意見も出ていました。

たくさんの方の、ご参加をお待ちしています。