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 決 意 表 明 文


 昨今の不況下、全国の中心市街地における商店街活動の停滞あるいは凋落化が社会問題化されている中にあって、当呉服町名店街は長い歴史を持ちつつも、いまだに従前の賑わいを保ち続けている元気な商店街として今日に至っております。これはひとえに、それぞれの時代に情熱を持って献身的に商店街活動に取り組んでおられる組合員各位のお陰であると、深甚なる感謝を申し上げる次第でございます。

 しかしながら、我々を取り巻く商業環境を見渡しますと、長引く消費低迷による売上げ不振、経営者の世代交代、さらには御幸町~伝馬町地区における松坂屋・丸井を中心とした新しい商業ゾーンの形成、ブケ東海(旧日興会館)を軸とした駅前再開発ビルの建設計画や、駅南の郊外型大規模商業施設の出店計画の発表など、今後、競争状態がますます厳しくなる一方であり、現状のままでは安閑としていられない状況になりつつあります。さらに、商店街内部に目を向けてみますと、昨今それぞれのご事情とはいえ、活性化に汗水流してきた旧くからの同士が閉店し、代わりに全国チェーンに携帯電話ショップ、ドラッグストアなどが乱立的に出店し、本来の呉服町らしさが急速に失われつつあるのも事実であります。加うるに、モール整備は実現したものの、街区の再開発計画が進んでいないこともあり、広域商圏を対象とする専門商店街の形成に必要な、物販系の新規出店も稀となってきており、このままでは、賑わい感の喪失が現実となり、顧客の支持を失って、商店街としての魅力が低下していく危機感が日々強まっております。

 呉服町名店街は、静岡伊勢丹と西武静岡店を両核とし、中央部に公園・市役所・病院などの公共施設を配した、一大ショッピングセンターでもあります。従来からの古典的モデルでは、地主(ランドオーナー)と商店主(テナント)は同一でありましたが、前述の様な経緯を経て、徐々にではありますが、地主と商店主が同一でない携帯が増えつつあります。今後の呉服町名店街の発展を考えるに、従来からの「地主=商店主」という形態の組合員と、「地主≠商店主」という新しい関係で事業を営まれる組合員との双方が、お互いに良き理解を持ち、協力関係を持って、お互いの繁栄を願いながら街づくりを進めていかなければなりません。また、不動産開発業者の理解と協力を得て、街づくりの理念に合致した良好なテナントミックスの構築を進めていかなければなりません。

 そのような経緯をふまえ、当名店街は、今年一月、(財)日本ショッピングセンター協会へ加盟いたしました。ショッピングセンターはそれを運営するディベロッパーの力いかんでその盛衰が左右されるとも言われておりますが、当名店街は、ディベロッパーとしての経営能力を試されている訳でもあるのです。

 つきましては、現在は商売をなさっておられなくても、呉服町に店舗を所有して街の趨勢に対して重大なる関心をお持ちのランドオーナーの皆様、並びに、新しく呉服町に出店してこれからの街づくりにお互いに手を携えて販促活動を進めていくべきテナントの皆様に、共に運命共同体の一員として末長くこの街の発展を支えていただく為に、改めて商店街活動へのご参加を強く熱望し、全ての関係者が一体となった (振) 静岡呉服町名店街の活動に向かって新しい一歩を踏み出したいと念願いたします。

平成16年7月27日 (振)静岡呉服町名店街


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